*Ⅶ~仲間として~*

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天「僕は分かんないよぉ。赤城の気持ちなんて☆」 凛「おい天音!」 ニコッと笑いながら言う天音に崇は、眉間に深いシワを作った… 崇「…そうだろうな…苦しみを知らないお前に、俺の気持ちが分かる訳ねぇんだよっ!!」 真っ赤な顔をして肩で息をする崇 天「苦しみ…?フフッ…僕は赤城とは違う意味で苦しみを味わってきたよ…」 ポツリと呟いた天音の声が聞こえたのは靱だけ… 靱「天音…」 靱の声に顔を上げた天音の顔は、歪みを隠すように微笑が張り付けられていた 天「僕は赤城の苦しみなんて知らないよ。でもね?…靱ちゃんなら赤城の気持ち分かるとおもうよ」 崇「…湯島が…?何故そう言い切れる…?」 天「…それはね…「天音、ここからは俺が話す。みんなも聞いてくれ。」 天音の言葉を遮った靱の決意が現れる瞳に見据えられ、全員がコクりと頷いた .
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