哀れ人

eight

お久しぶりで本当にすみません！！！
またぼちぼち更新していくつもりです！もしよろしければお付き合いください！！
読んでくださる皆様が本当に支えになっております！！

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そして、俺達は第二試合が始まった。

やはり佑と凜はナイスプレーで、その他のバスケ部のAやBの活躍もあり、圧倒的な勝利を収めた。

そして俺達は決勝戦までびっくりするくらい順調に勝ち進んだ。
予想していたとおり、決勝で当たるのは会長たちみたいだ。

いやこれ、俺本気出す必要全くないよね？
いやでも本気出すって約束したしなー。

やっぱり俺の出番とかないのではと心から思ったが、言った手前あとにも引けず、それにさっき凜が

「晴君ついに本気だしてくれるんだよね!!もう僕さっきからわくわくしちゃって!」

なんてキラキラした顔で言うもんだから

『うっうんもちろんダヨ』

と言ってしまった。

あぁあ!!俺のバカ!!!!!!!!!!

でも少なからず、さっきのあの会長のプレーを見た俺は心なしかウキウキしていただろう。
やはり強い相手と闘えると言うことが嬉しかった。

『よっし、絶対負けねぇ』

そう呟いた俺の言葉は誰の耳にも届くことはなかった。