第一章 ついてくるぬいぐるみ

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俺は、宮嶋雄二。 オカルト実験大好き人間。 今までに実験をしてきたが、霊を見たのはほんの一部に過ぎなかった。 夜中に一人かくれんぼをしたが、特に異常はなかった。 犬鳴峠に行ってみたりした。そこでは、本当に恐怖体験をした。 車で行った。トンネルを通っていると同じ女性と何回もすれ違う。 しかも、前方の出口までたどり着けない。 引き返して戻ろうとした瞬間! 「コンコン!」 「!!!」 ミラーにはっきり映っていて体が震えた。 女性の髪は前髪がなく、顔は、左半分がなく、右半分は、溶けていた。 「タ‥ス…ケ・テ」 冷たい視線で目が合った。 「アァァァァァァ!!」 俺は、思い切りアクセルを踏んだ。 まあ、そんな恐怖体験などがあった。
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