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起きない起きない起きない起きない…
めげることなく声を掛け続けること3時間
散歩とか結局行って無いし、てか警察電話したほうがよっぽど早かったんじゃないかしら
私の貴重な時間が…
「もう、この人一体いつになったら起きるのよ」
春になり、日射しと風に暖かさを感じる様にはなったが、さすがに夕方には冷えて来る
「ん~―……、ッ寒?!え、ここ何処だよ?!」
「…よく言うわ、私は散々あなたを起こそうと声を掛けていたと言うのに」
え、え、何か頭上?で女の人が仁王立ちしてるんですけど
めちゃ怒っていらっしゃるんですけど
ピンク地に黒のレースのパンツ見えてるんですけど
ラッキーぃ♪
「真面目に聞いてる?」
「え、何が?」
…呆れた
この男散々人が話してたのを軽くフル無視とか…
「あなたが家の玄関先で寝てたせいで、私の貴重な時間をおよそ3時間無駄に過ごしたんですけど、私からしたら今現在会話してる時間すら無駄なモノなんですけど。お分かり頂けます?」
くッ、ぴんくパンティが若干食い込んでるのか わッ割れ目がッッ
「はぁ~…、大変良い眺めだ…」
鼻から赤い液体が流れ出ても仕方あるまい?
生理現象さ…ハハっ
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