思いつき作品No.2

36/42
1858人が本棚に入れています
本棚に追加
/848ページ
柚『……尚さんに他の女の人が触っちゃダメなの…』 尚『……』 柚『だって、尚さんはあたしだけの尚さんだもん!!』 言ってしまった 子供みたいな気持ちを。 ずっと 自分の心の中に しまっておくつもりだった。 柚『ヒクッ、ヒクッ…』 嫌われた。 絶対に 尚さんに嫌われた。 こんな醜い 欲望ばかりの子供っぽい あたしを知って幻滅したよね。 でも… 我慢できなかった。 あたしの気持ちを 少しでもわかってほしかった。 だから 言った事に後悔はない。 柚『ご、めんなさい…』 尚『え?』 柚『本当のあたしは泣き虫でワガママなの。ずっと、尚さんの前では背伸びして大人になろうと思ってた。けど…!!』 言葉の途中に キスをされ言葉を失った。 尚『俺だって大人じゃないよ。』 柚『え?』 尚『制服のスカート短すぎ。学校で他の男と楽しそうに話しないで。』 柚『え、え?』 尚『いつも俺、こんな事思ってるんだよ』 尚さんの言葉に 驚きあたしは何度もまばたきをした。 信じられないよ… .
/848ページ

最初のコメントを投稿しよう!