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柚『……尚さんに他の女の人が触っちゃダメなの…』
尚『……』
柚『だって、尚さんはあたしだけの尚さんだもん!!』
言ってしまった
子供みたいな気持ちを。
ずっと
自分の心の中に
しまっておくつもりだった。
柚『ヒクッ、ヒクッ…』
嫌われた。
絶対に
尚さんに嫌われた。
こんな醜い
欲望ばかりの子供っぽい
あたしを知って幻滅したよね。
でも…
我慢できなかった。
あたしの気持ちを
少しでもわかってほしかった。
だから
言った事に後悔はない。
柚『ご、めんなさい…』
尚『え?』
柚『本当のあたしは泣き虫でワガママなの。ずっと、尚さんの前では背伸びして大人になろうと思ってた。けど…!!』
言葉の途中に
キスをされ言葉を失った。
尚『俺だって大人じゃないよ。』
柚『え?』
尚『制服のスカート短すぎ。学校で他の男と楽しそうに話しないで。』
柚『え、え?』
尚『いつも俺、こんな事思ってるんだよ』
尚さんの言葉に
驚きあたしは何度もまばたきをした。
信じられないよ…
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