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そして、夜の2時頃である。
また、いつものように電話がかかってきたのである。寝ぼけていたため、電気をつけておらず真っ暗だった。
「もしもし!?」
「………………」
しかし、いいかげんAさんは切れた!
「あんたねえ、毎日②くどいんだよ!!頭おかしいんじゃないの!?馬鹿!!」
と激しい口調で怒鳴った。
いつもなら切れる電話だが…
「こ…ろ…し…て…や…る」
よく聞き取れなかったAさんは、
「はあ!!??」
と聞き返したが電話は切れていた。
そして、受話器をおいた直後
電話がなった!
「もし②!!??」
「西警察署の山田ですが」
(昼間きてくれた刑事さんである。)
「何ですか?」
「…落ち着いて聞いてください!!今すぐ家から出て逃げてください!!!!」
「はい?!」
「イタズラ電話はあなたの家の中からかかってるんですよ!!!!」
「え?!え…」
「ですから、あなたの家の中に犯人がいるんです!!早く逃げて!!」
あまりの恐怖にAさんは足がすくみ動けない…
そして…階段を降りてくる音がした……
%終わり%
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