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するとメモに書いてる文字がボヤッとみえた……
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『ここから出てみろ!出れるものならなっ!』
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俺はそのメモを見た時に凍りついた。
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『これは誘拐だ絶対に殺される!』
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勝手にそう思いパニック状態に陥った俺はとりあえず電気は無いかと、ライターで照らしながら手探りで一歩二歩と前に足を進めた!’
それから電気のスイッチを見つけるまでにどれ位の時間がたっただろう。
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『パチっ』の音と共に電球がついた。
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その時俺は安心感と絶望感を同時にあじわった……
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『何処を見回しても扉がない!!』
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本当に何も無い部屋に俺は隔離されていた!でもわかった事が1つあった。この部屋には前から俺みたいに何人かが隔離されている。と言う事だけだった!
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何故なら壁には何かで彫ったんだろう。日記が壁一面に刻まれていた。
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その日記が気になって呼んでみることにした。
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『監禁されて1日目壁の中で変な音が聞こえる』と書いてる。
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気になった俺は壁に耳をあててみた。
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『確かになっている』
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人間の心臓によく似たリズムでコンコンなっていた。
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