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清重は中学では負け知らずであった。
腕っぷしのあるやつらでも清重と聞くだけで逃げ出してしまうくらいであった。
そして卒業が近づく頃、清重はある男に会う。
その男の名は北川大毅。
清重は初めて自分と対等に戦える相手を見つけたのだ。
清重「おい高橋!!」
高橋「なんすか??清重さん!!」
清重「暇だー!!俺とタイマン張ってくれよ!!」
高橋「なに言ってるんすか!!俺じゃ相手にならないですよ!!」
清重「とりあえず殴りたい!!」
高橋「それならゲームセンターのパンチングマシーンでも殴ってくださいよ!!」
清重「そのパンチングマシーンってのはどこにあるんだ??」
高橋「駅から5分のところにありますよ!!」
清重「じゃあ今から行くぞ!!」
高橋「そんなー!!ここからだと20分はかかりますよ…」
清重「いいんだよ!!スカッとしたいんだ!!」
清重はおもしろく、よくわからないやつだった。
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