詩集

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夜中22時の針が進んでた頃 二人だけの世界が回り出した。 喘ぎ声聞かせて。声が枯れるまで私の名を呼んで。 口移しの吐息交わしては繰り返す不思議な目眩。 …「舐めさせて」 綺麗な指をなぞって 薄暗い光の中。重ね合う体と体…体温が上がってく。 …「ずっと私だけを愛して」 …「ずっと愛してる」 あなたが欲しい。 「イカセテ」 体温が上がって上がって上がって上がって上がって上がって上がって上がって上がって上がって上がって上がって もうあなたしか見えない。 もうあなたしか感じない。
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