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アメリカ行き、当日。
父「暁!! 用意はできたか~?」
暁の部屋に向かって、父が叫ぶ。
暁「で、出来たよ! 父さん!」
そう言って部屋から出てきた暁の手には、アメリカ行きの荷物。
父「よしっ、じゃあ空港行くぞ!」
父は鼻歌を歌いながら、車に向かった。
その様子を見ていた暁の母は、クスリと笑った。
母「暁、あんなのでも一応父親だから。よろしくね?」
暁「まかせといて、母さん!」
と言い、母に手を振りながら車へ向かった。
暁の母は、寂しい気持ちに包まれながらも、快く2人を送りだした。
2人が乗った車は、空港へと出発した。
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