星雲凝縮説

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星雲凝縮説

まず、太陽系の誕生を科学的に説明したのは18世紀の中頃。 この頃に「星雲凝縮説」が誕生した。星雲凝縮説を簡単に説明すると、昔は宇宙にガスが広がってる場所があり、回転しながら中心に集まり、太陽が誕生した。 地球などは太陽に吸い込まれなかったガスや塵が固まって出来たもの。 と、まぁ非常にわかりやすい。ガスが中心に集まったって話し。 ところが……実際の太陽を観測してみるとこの説は具合が悪かった。 太陽の自転がかなり遅い。 もしガスが中心に集まって出来たのなら自転スピードはかなり速くならなきゃならない。 簡単に説明すると、フィギュアスケートの選手が氷上でクルクル回ってるとこを想像してほしい。 外に開いてる手を内側に縮めると回転が速くなる。 ようは、太陽にも同じ事が起こるはずなのだが…太陽の自転は遅い。 角運動量の問題を解決出来ない。…角運動量を簡潔に説明すると、角運動量には保存の法則があるから……簡潔過ぎ? これ以上は話しがそれちゃうから割愛させて。 太陽の話しに戻るよ。 太陽は太陽系の全質量中、99.9%を占めてると言われてるが、全角運動量は2%しか分担してない。 残り98%は太陽を回ってる惑星が担っている。
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