3~ヤンキー刈り~

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病院の独特の匂い。 歩き回る看護婦。 老人の患者。 寝心地の悪いベッド。 うっわ。 俺入院してるとかウケるわ。 すると自分の元へと若い看護婦が来る。 ネームプレートを見ると名前はどうやら 坂本 真奈美 というらしい。 「はい榊くん点滴の時間ですよ」 ミディアムショートの茶髪に、スラリと長い足。 看護婦…… それは男にとって永遠の憧れである筈。 「あ、お願いします」 そう言い腕を差し出すハヤト。 沈黙が続く 「榊くん大変だったね。頭から血出てたんだよ。ここへ来た時。女の子に運ばれて来たんだからね。何?ケンカでもしたの?」 「いやー道歩いてたら上からビール瓶落ちて来たんですよ!全く何処のバカでしょうかね?……え?女の子が運んで来た?」
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