第銃壱話 Wizard CLUB

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『ー恐らくは…「父様自身」もね…自分は何なのか…ずっと分からないまま生きてるんだと思う…』 『ー』 神妙な面持ちの鉄之助が、ラジエルに言葉を掛けようとしたが… リュウキの方が早かった… 『ー…まぁ神にせよ悪魔にせよ、二度と出会いたくは無い相手だ…正直、オレ達が何をどうしようと勝てる気がまるでしない…悔しい話だがな…次元が違う』 『ー…~っ…何言ってんだよリュウキ!!まだまだ勝負はこれからだろっ!?』 ー…は? ベッドの上で立ち上がり、調子良く言い放つ鉄之助を半眼で見つめるリュウキとラジエル… ー…コイツ…どうせまた何か途方も無い事を言い出すのでは… と、二人は思う… …そして、それは容易く的中… image=502346349.jpg
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