128人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
時間は少し、遡る。
花見の季節が近付き
10人で花見をしよう…
と、いう話になった。
高「一発芸仕込んでこいよ!」
雄也が、そう言い、一発芸を各々考えていると、光が涼介をチラリと見て、ニヤリと笑う。
光「山田と俺でピ●クレディしようぜ!」
涼「やだよ、気持ち悪い」
薮「ハハッ、光言われてやんのー」
宏太がアハハハハと笑いながら手を叩く。
光「薮も女装しよーよ」
薮「いーや★」
慧「みんな、女装すればいいじゃん」
大「却下」
慧「(;ω;)…」
高「伊野尾君、ドンマイ」
慧はムスッとしながら、意見を出し合っている7を見て…
慧「…ねぇ、7で女装、誰が一番似合うのかな?」
この一言で、始まったのだった。
あの、悪夢の日々が……
で、今に至る。
涼「つべこべ言わず、このセーラー服を着やがれぇぇ!!」
圭「やめてぇぇぇぇぇぇぇ!」
薮「いい加減にやめろ!」
宏太が、圭人を押し倒している涼介と侑李の頭を叩く。
圭「ありがと、薮君」
圭人はお礼を言うと、体を起こし、ついた埃を払い落とす。
涼「仕方ないなぁ…」
涼介はセーラー服を机の上に置くと、諦めたように首を横に振る。
そんなとき…
光「なぁ、差し入れだってぇ」
大「ケーキ♪」
大きな白い箱を持った光と大貴が楽屋に入ってきた。
龍「ケーキだぁ★」
龍太郎が飛び掛り、ケーキの箱を開ける。
慧「誰から?」
光「知らない、アシスタントさんが、もって来てくれた」
裕「さっそく食べよう」
裕翔はナイフを取り出し、器用に10人分に分けて、皿に移す
そして…
「「「いっただっきまーす」」」
最初のコメントを投稿しよう!