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時間は少し、遡る。 花見の季節が近付き 10人で花見をしよう… と、いう話になった。 高「一発芸仕込んでこいよ!」 雄也が、そう言い、一発芸を各々考えていると、光が涼介をチラリと見て、ニヤリと笑う。 光「山田と俺でピ●クレディしようぜ!」 涼「やだよ、気持ち悪い」 薮「ハハッ、光言われてやんのー」 宏太がアハハハハと笑いながら手を叩く。 光「薮も女装しよーよ」 薮「いーや★」 慧「みんな、女装すればいいじゃん」 大「却下」 慧「(;ω;)…」 高「伊野尾君、ドンマイ」 慧はムスッとしながら、意見を出し合っている7を見て… 慧「…ねぇ、7で女装、誰が一番似合うのかな?」 この一言で、始まったのだった。 あの、悪夢の日々が…… で、今に至る。 涼「つべこべ言わず、このセーラー服を着やがれぇぇ!!」 圭「やめてぇぇぇぇぇぇぇ!」 薮「いい加減にやめろ!」 宏太が、圭人を押し倒している涼介と侑李の頭を叩く。 圭「ありがと、薮君」 圭人はお礼を言うと、体を起こし、ついた埃を払い落とす。 涼「仕方ないなぁ…」 涼介はセーラー服を机の上に置くと、諦めたように首を横に振る。 そんなとき… 光「なぁ、差し入れだってぇ」 大「ケーキ♪」 大きな白い箱を持った光と大貴が楽屋に入ってきた。 龍「ケーキだぁ★」 龍太郎が飛び掛り、ケーキの箱を開ける。 慧「誰から?」 光「知らない、アシスタントさんが、もって来てくれた」 裕「さっそく食べよう」 裕翔はナイフを取り出し、器用に10人分に分けて、皿に移す そして… 「「「いっただっきまーす」」」
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