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「……あれ?」
そこに頭は存在しなかった。
ベットの中心で丸まって真世は寝てるようだ。
俺はさらに掛け布団をめくっていった。
「うっ!?」
「……すー……すー……」
まるでコタツの中で暖をする子猫。
真世は小さい体をさらにちんまりさせて寝ていた。
くう~~~っ、可愛いなぁ。
真世の幼なそうな寝顔。
小さい頃に横で見ていたのと変わらない寝顔に安心感がする。
睫毛や唇とか化粧で色気づきだして、大人じみようとする前の真世の方が俺は好きなんだ。
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