6038人が本棚に入れています
本棚に追加
/161ページ
「……また随分と派手な男つれてるな」
先程総司にも同じ様な事を言われた様な気がする
「当然。俺様だからな」
キセルを加えて両手でまた髪の毛を整えながら言う
「あれは岡田ですよ。土方さん」
「なっ!?」
「う、嘘やろっ!?」
総司が余裕をかます以蔵を睨みながら言うと土方と山崎は鳩が豆鉄砲でも喰らったような、情けない顔で以蔵に顔を向けた。
「案外えぇ体してるやないかっ!」
こないだ見た時はわからへんかったっ!不覚やっ!
なぜか嘆く山崎
「山崎!おめぇは黙ってろっ!」
だが男の血が騒ぐ。といった感じで山崎は歎いていたが、直ぐさま目を以蔵に向け、区切ったけ。もちろん土方は突っ込みをかます
さすが突っ込み大将
「え、妬いたん?」
しれっと言った言葉に土方は…
「阿呆かっ!」
またもや突っ込み
野次馬がいるのにも関わらず漫才の様な会話に舞嘉は頭を抱えた
.
最初のコメントを投稿しよう!