時空の姫

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「あっ、私は本当に危なくなった時しか戦わないわよ。私に戦ってもらえば戦いに勝てるとか思ってない?」 「考えが読まれてましたか。ここはアスカさんが一人で戦った方がマンモンを倒せると思っていましたがアスカさんが戦ってくれないとなるとオレ達でなんとかしないといけないですね」 「戦わないけどみんなに回復魔法をかけるくらいはしてあげる」 「それにだいたいどれくらいかかりますか?」 「気絶している人も起こさないといけないから三分だけくれれば大丈夫よ」 「三分くらいならオレ達で稼ぎますからみんなをよろしくお願いします」 「わかったわ。でもその前に・・・・・・・・・」 アスカさんはオレ、優里、エリスに触れた。すると魔力が回復して傷が塞がっていく。アスカさんが回復魔法を施してくれたみたいだ。 「アスカさんこれって・・・・・・・・・」 「なぜこの力を・・・・・・・・・」 優里とエリスは何かに驚いていた。アスカさんはそんな二人を見て笑顔で言った。 「それはミッシェル姉さんとルーシー姉さんから貰った力の一部。今の二人の実力ならそれくらいしか使いこなすことができないけど近い内に残りを授けられるくらいの実力になってくれたら私は嬉しいわ」
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