30、俺の眠り姫

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卓『にしても寒いな…』 み『今日は、雪が降るって言ってたよ』 空『雪か…』 そういえば 輝羅…雪好きだったよな。 子供みたいにはしゃいだりしてさ。 み『泣いてる…』 空『え?』 頬を触ると濡れていた… み『みんな…ちょっと出て』 みくに言われ、みんな 出ていって病室には 俺とみく輝羅だけになった。 空『ハハハ…情けねぇよ…』 輝羅との 思い出を思い出すたびに… 涙がこぼれる… 空『ほんと…情けねぇよ』 自分が 情けなさすぎて呆れるくらい。 み『情けなくなんかないよ…』 そう言い みくに抱きしめられた。 .
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