~Day 1~

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「慎二(しんじ)!いつまで寝てるの!」 その一言で僕はベッドから飛び起きた。 カーテンからこぼれている朝日に目を細める。 まったく・・・ 母親の怒声はなんで目覚まし時計よりも効果があるんだ? あと5分・・・ そう思って時計を見た。 まだやかましく鳴り続けているそれの針は、ハリーアップ!と示していた。 ・・・針だけに。 「・・・つまんねー。」 我ながらくだらない。 「ってか時間!」
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