リミット 後編 白×イキリ

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「んぁっ!?」 「…こんなにしといて、わからんの?」 ジーンズ越しに、井上の中心にさわった。 それは明らかに熱を持っていて、主張している。 「あーあ、可愛えなぁ…」 「や、めっ、あぁっ」 中途半端な感覚に、井上は身をよじらせた。 「なぁ、いのちゃん、何したい?」 「やっ、やっ、やっ…、」 「なぁ、いのちゃん、なぁ?」 微弱な刺激を与え続ける。 「言わんと、分からんやん」 「ん、ぁ、あぁっ!」 ぎゅっと強く握り、触れることをやめた。 自分の下で必死に浅い呼吸をする井上が、愛らしく見えてしょうがない。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…っ、」 「ほら、ちゃんと言いや。…あぁ、なんならオベンキョするか」 「や…っ!」 「…いや、なん?」 「やっ、やっ…このままは、あかんよ…っ」 「なにが、したいん?」 触れそうで触れないくらいに顔を近づける。 「…っやぁ…!」 手で赤くなった顔を覆い、「恥ずかしい」とつぶやいた井上を目の前にして、どうしようもなく飢えている自分が居ることに気づいた。
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