中学生編 (1)友人の告白

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 雨が降っていた、イヤホンで音楽を聴いていた俺は少し憂鬱な気分になっていた。 「…何を言おう」  先日、友人の鶴屋のメールで『明日、絶対に来い!』『柊を誘え』と書いて有るメールを送った奴が、  其の2つのミッションをコンプリートさせるだけさせておいて遊びに行きやがったからだ。  柊と言うのは、俺の幼馴染のことだ。別に、某「幸運な星」の奴のことではない。  本名が公表出来ない為、名前は柊ゆい(仮)としておこう  小学の時までのあいつは、正直と言った所、誰かに好かれそうな性格ではなかった。顔は兎も角として。しかし、中学生になった、あいつに彼氏が出来るかもしれないチャンス。 彼女いない歴十五年→年齢→\(^○^)/  な俺が言えることでは無いが、二人共にシアワセになって欲しい。うさぎ的な意味はない。 仕方ない、少々気が乗らないがやってやるか。  しかし…、奴が来ない。評議委員として、授業終了の後の評価委員会に出席しなければならない事は知っていた。 しかし、本人の口からは、 「30分くらいだと思うから。」と言っていたのに、 既に一時間以上経っている。 (此処からは餓狼伝調で)  ごう、  と音を放ち、風が猛威をふるっていた。  ふふん、と、軽く笑った。 (やめます)  身体に感覚が消えた。  市役所の中に入った。  びゅう、どごっ、私は死んだスイーツ(笑)  誰かが手を振っている…
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