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しばらく俺の動きが止まる。
「どしたの~?」
「なんかあったのか?」
心配そうな2人。
「あぁ~、いや、別になんでもないよ😃
なんて返そうかなぁと思って😃」
と、取り繕う俺。
もらってもらおうかななんて冗談なのはわかっている。
俺に関係のない話だと言ってしまえばそれまでだ。
しかし、このとき俺は、彼女に対してなにかしてあげなければと思った。
なにができるわけでもないが、単純に彼女を助けてあげなければと思った。
直感的にそう思った。
これが、俺と彼女とのすべての始まりだ。
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