1.光輔の運命

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その日の放課後……… ―――ニャーニャー 「んっ??猫の声??なんでだ??」 光輔は、道路を見る すると、道路の真ん中に子猫はいた 「っ。あんなとこにいたんじゃ、アイツ死んじまうぜ」 光輔は、子猫を助けようと道路に飛び出そうとする その時、沙織が通りかかった 「っ。光輔くんっ。なにしようとしてるの!?道路に飛び出したら、死んでしまうわっ!!」 「放せよ沙織!!お前は、あの子猫が死んじまっても構わねぇっていうのか!!」 沙織は、光輔の言葉で動揺してしまい、光輔を放してしまう 光輔は、道路に飛び出し、子猫を救うが、大型トラックが光輔に迫る 「っ。光輔くんっ、早く戻ってきてっ!!」 「っ。俺は間に合わねぇっ!!沙織っ、コイツを頼む!!」 光輔は、沙織に子猫を渡し、トラックに轢かれてしまう 「っ。イヤァアアア!!!!!光輔くんっ!!こーすけくーん!!!!!」 近くにいた人が、救急車を呼んでくれ、救急車が十分後にやって来る そして、光輔の付き人として沙織も救急車に乗った (光輔くん、私は貴方が大好きなのよ。だから、頑張ってっ!!死んじゃダメだよ) 沙織は、病院に着くまでの間ずっと、祈るように光輔の手を握り続けていた
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