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『今の夢はなんだったんだ??』 なぜか懐かし気がしたが俺にはそんな思いではない… 不思議な感覚に陥りながら再び夢の中に戻ろうとしたところで、バタン!と勢いよくドアが開く音がする。 『翔おきて~!遅刻するよ!』 誰かが俺の安眠を妨げようとしている。この声は隣の家に住んでる「神城 遥」だ… つまり幼なじみてやつだな 『もう、ホントに朝に弱いんだから!』 そんな人物説明をしているうちに強引に布団を剥がされた 『わかった!起きるから下で待っててくれ!』 眠い目を擦り夢の事を考えながら着替えリビングに降りると、そこには小学生のような女の子がいた その女の子は俺の妹の「成瀬 千里」 まるで小学生かと思うくらいの容姿だが高校1年である、ちなみに俺は2年だ。 成績優秀で兄弟のわりには全然似ていない 『あ!お兄ちゃんおはよう♪』 朝から元気にだなコイツは… 『おはよう、遥を待たせてるから今日は朝飯いらないわ』 そうだ自分で言っておきながら思い出した、遥を待たせていたんだ 『わかった♪いってらっしゃい♪』 千里は元気に俺をおくりだしてくれた。 玄関には俺を待っている夢がそわそわしながら待っている 『ほら、翔いくよ!』 『日直だからって早くないか??』 そんなやりとりをしながら登校する。
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