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1話
『今の夢はなんだったんだ??』
なぜか懐かし気がしたが俺にはそんな思いではない…
不思議な感覚に陥りながら再び夢の中に戻ろうとしたところで、バタン!と勢いよくドアが開く音がする。
『翔おきて~!遅刻するよ!』
誰かが俺の安眠を妨げようとしている。この声は隣の家に住んでる「神城 遥」だ…
つまり幼なじみてやつだな
『もう、ホントに朝に弱いんだから!』
そんな人物説明をしているうちに強引に布団を剥がされた
『わかった!起きるから下で待っててくれ!』
眠い目を擦り夢の事を考えながら着替えリビングに降りると、そこには小学生のような女の子がいた
その女の子は俺の妹の「成瀬 千里」
まるで小学生かと思うくらいの容姿だが高校1年である、ちなみに俺は2年だ。
成績優秀で兄弟のわりには全然似ていない
『あ!お兄ちゃんおはよう♪』
朝から元気にだなコイツは…
『おはよう、遥を待たせてるから今日は朝飯いらないわ』
そうだ自分で言っておきながら思い出した、遥を待たせていたんだ
『わかった♪いってらっしゃい♪』
千里は元気に俺をおくりだしてくれた。
玄関には俺を待っている夢がそわそわしながら待っている
『ほら、翔いくよ!』
『日直だからって早くないか??』
そんなやりとりをしながら登校する。
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