始まりの丘

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敬語かよ… 仕方ねぇ 「ここは… どこなんですか?」 あー恥ずかしい! 敬語なんて 使ったことねーよ 「ここは始まりの丘じゃ」 「始まりの丘?」 「そうじゃ。」 「いや、だからどこ?」 「始まりの丘。」 「いや、だから…日本!?」 「始まりの丘じゃ」 「ぶっころすぞじじい!!!」 「ちょっと勇者 黙ってなさい!!! ごめんなさいおじいさん」 夕夏が俺の前にでる 「いやいや 元気でなによりじゃ」 「あの私たち なんでここにいるか 知りたいんですけど…」 「ここは人間界では ないんじゃよ 今この世界は 魔王の手により 危機にさらされておる それを救うために 人間界から あなたたちを 連れてきたわけじゃ 人間界に戻るには 転送装置を使わなきゃ ならないんじゃが 転送装置のある城が 魔王に乗っ取られ 本拠地に されてしまったんじゃ だからあなたたちが 人間界に戻るにはー」 「ぐだぐだうるせー!!!」 さっきまで倒れてた やつがむくっと 起き上がり叫ぶ !!! 「お、勇者に夕夏! んあ?ここどこ?」 「隼人!!!」
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