*合宿スタート*

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…ん?   ・・・ う、うちの!? 「あ、まさか…!」 スズが両手で口元を覆いながらあたし達の目の前でニコニコ笑う女性を指差した。 「うんっ。新しく仙極組のお世話係になりました羽山純(ハヤマ ジュン)ですっ。夏目共々よろしくね~」 この人が…、純さんが仙極組のお世話係…! なんだかさっきから仙極組のイメージがガタガタと崩れていくような…。 仙極組のお世話係の人物像っていったらさ、もっと強面で言葉使いとかも酷そうで、格好も袴とか羽織とか… 「?」 あたしはオシャレな格好をして美しく微笑む純さんを見上げた。 「ちょっと純さん、少しうるさくってよ!」 「ろりたんの言う通り。じゅんじゅんちょっと黙ろっかあ」 「あはっ、本当?ごめんね」 おどけたように頭を掻く純さんの隣で不満そうに愚痴を漏らしたのは… 「…あら」 早乙女会のお世話係、まり子さんと… 「お~っ!!さくらちゃんとスズちゃんに、ズミの子ニーナちゃんまでいるぅ!!」 鬼強の副長、梓さんだった。
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