1人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
ケイは自分の父親の顔を知らない。
幼い頃は家で①人で過ごしていた。
小学校の授業参観は母親は仕事で来れず…
運動会は自分で作った弁当を①人で食べていた。
自分でやらなければ何も出てこない。
自分で自分の事をしなければ満足に生きてさえいけない。
そんな環境が①人の幼い少年の心をねじ曲げて行く…
ケイは独りだった。
人に頼る事も甘える事も自分の事を人に話す事さえしなくなってしまった。
思春期を迎えて次第にケイは非行に走って行く…
最初のコメントを投稿しよう!