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あたりが暗くなってから3時間はたっただろうか。
しとしとと降る雨はやむ気配を見せない。
ケンジはいい加減帰ろうかと思った。
ケンジは歩き出した。
人気の無い道。暗くなったというのに、明かりが見える家は1,2軒。店はすべて閉まっていた。
ケンジはボックス式の公衆電話を見つけた。
使おうと思ったが、中にまだ使ってる人がいたので、使い終わるのを待つことにした。
20分後。ボックスの扉がひらいた。
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