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一休み
「一さじのココア」
何も動かない静かな部屋
何も聞えない深夜の部屋
一つ小さな燈が灯り
薄暗いそこは異空間
四角く切り取られた風景には
漆黒の夜空に咲く雪の華
月光も今は顔を隠して
白い花びらを祝福してる
道程は今や虹の外
打ち鳴らした麦酒
道は今重ならないけど
何処かで必ず歩いてる
何を目指して歩いていたのか
金か名誉か偽善か無知なのか
今はたいした覚えて無いけど
今日ぐらいは気楽に行こうや
薄ぼやけた光に中に
君は溶けて僕をはげます
もの言わぬ一人の友人
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