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「あぁ、アホ学生しか見えないな。
スカートのファスナー開いてるぞ。」
「はにゃ!?」
紺色のスカート生地から、白い布らしき物がバッチリ見える。
慌てて上げている、恥ずかしい奴だ。
「えへへ・・・憧れのセーラー服だぁ。」
嬉しそうだな。
俺には理解できん。
だって俺は、ジャージだぜ!?ジャージ。
「そんな物に憧れていたのか??」
「はいっ!!そうですよぉ。
女の子ですから、憧れていたんですぅ。」
なるほどね、だから通り掛かる学生達を羨ましそうに見ていたんだな。
キャッキャッ言ってるのはどうかと思うけど。
クリスが嬉しいんなら良いんじゃないのか??
あいにく俺はセラコンじゃないけど。
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