Lv3その2「女の子ですから、憧れていたんですぅ。」

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「あぁ、アホ学生しか見えないな。 スカートのファスナー開いてるぞ。」 「はにゃ!?」 紺色のスカート生地から、白い布らしき物がバッチリ見える。 慌てて上げている、恥ずかしい奴だ。 「えへへ・・・憧れのセーラー服だぁ。」 嬉しそうだな。 俺には理解できん。 だって俺は、ジャージだぜ!?ジャージ。 「そんな物に憧れていたのか??」 「はいっ!!そうですよぉ。 女の子ですから、憧れていたんですぅ。」 なるほどね、だから通り掛かる学生達を羨ましそうに見ていたんだな。 キャッキャッ言ってるのはどうかと思うけど。 クリスが嬉しいんなら良いんじゃないのか?? あいにく俺はセラコンじゃないけど。
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