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あなたがいれば何もいらなかった。
ただ、あなたさえいてくれれば…
あなたは何時から遠くに行ってしまったの?
どうして、…何処に行ってしまったの?
後から私の為だと聞いた。
だったらどうして側に居てくれなかったの?
あなたが居なくちゃ私は生きていけないのに…。
あなたはそこにいるけど、何処にもいない。
ここにあるのはあなたという入れ物だけ。
私は、あなたの笑顔が好きだった。
でも、もうあなたは笑ってはくれないから。
さよなら。
何も言わない君に別れを告げる。
頬を伝った温かい涙が、あなたの冷たい頬に落ちる。
ずっと一緒に居たかった。
さようなら。
もう会えない。
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