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まったく何がいいなずけだ！ふざけるのにも程があるっつーの！俺は確かに今迄は彼女を作った事は無いけどいきなし顔も性格も知らねぇ奴と結婚を前提に付き合えるかっていうんだ！親は行方不明になり代わりに残した置手紙にそのいいなずけの件が触れてたわけだし…住所も書いてあったし断りに行こうか？今日家に行く事は事前に電話もしたしな
赤「なんでまたまだ俺が誕生前にそういう約束をするのかが謎だ…もしも俺が産まれてなかったらどうなってるんだよ…」
住所と地図を辿ると確かにここら辺で間違いが無い筈なんだけどなぁ…ひょっとして迷子になっちゃった！俺ヤバくね？目の前に居る男に聞くか
赤「あのぉ…この家に行きたいんですけどリョクさんっていう方の家をご存知ですか？」
緑「ん～？リョクなら俺と同じ名字だぁ 奇遇だね！住所は…やっぱり俺の家だよぉ」
赤「なんたる偶然だ！是非とも案内をしていただきたい！俺はシャクだ」
なかなかの美男子だな しかも笑顔が可愛いときた きっとコイツの妹か姉かが俺のいいなずけなんだろうから期待が出来そうだ
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