マシンスター~出会い~

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宇宙。 そこは漆黒の世界。 しかしその中にも幾千、幾万、幾億、数え切れない光、そう星がある。 この広大な世界にとっては、ゴミのような大きさの星でもしっかりと光を放っている。 その中に二つの、この世界には不釣り合いな物体がある。 それは……。 「まだー?メタナイトー」 「もうすぐだから。我慢しろ」 カービィとメタナイトだ。 目的地、メタルスターは目前だと言うのに、自分の力を使わず文明の利器を使ってるというのに、カービィは文句を言っていた。 「さあ大気圏だ」 「よーし」 二人はメタルスターの大気圏へと突入した。 とてつもない早さで地表へと落下していく二人。 一瞬のうちに大気との摩擦で、二人の体がワープスターが赤熱化していく。 「僕はワープスターの力で暑くないけど、メタナイトは暑くないの?」 「私は鍛えている」 「理由になってないやろがい!」 そんな会話をしているうちに、二人は大気圏を突破した。 「減速減速ぅー!」 ワープスターは徐々に速度を落とし、波止場と思われる場所に着陸した。 メタナイトもそれに合わせて着地し、辺りを見渡した。 「名前のとおり、機械ばかりだな」 辺りには、船に荷物を積み込む機械や、漁業船の船頭の役割を果たす機械、清掃用の機械などがいた。 「とりあえず、ここがどこか聞いてみない?」 「そうだな」 そう言って、メタナイトは清掃用の機械の側に寄り、尋ねてみた。 「掃除中にすまない」 「ドウシマシタ?」 「ここがどこか教えて頂けないか?」 「ハイ、ココハ『メカニコーランド』ノ波止場ニナリマス」 「街に行くにはどうすれば?」 「ココヲ真ッ直グ行ッタトコロニアル、門ヲクグルト着キマス」 「わかった。ありがとう」 「ドウイタシマシテ」 メタナイトは一通り聞き終わると、カービィの元へ戻った。 「あそこから入るそうだ」 「じゃあ早く行こー!」 カービィは言われたところにさっさと走って行った。 「あ、おい。ったく……」 メタナイトも急いでカービィの元へ走って行った。 イラスト清掃ロボimage=354995378.jpg
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