番外編 温もり

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突然の凛の行動に女の顔が微妙に焦っている。 「私、凛。あなたは?」 「・・綾。」 「綾、よろしく!!」 凛は俺の腕を放すと今度は綾と名乗った女の右手を掴んだ。 そして、勢い良く上下に振った。 綾の顔が明らかに引き攣っている。 でも、凛はそんな事お構いなしで機関銃の如く言葉を発した。 「綾、これ瑞貴ね。そんで、これがハク。あっ!!ハクは紹介しなくても知ってるか。」 「う・・うん・・・。」 「私達、綾とタメだから仲良くしようね。」
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