6人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ
[この世界は1度死んだ]
そんな話が昔から伝えられているこの世界には、確かにその名残を残すように不毛となった砂の大地が広がっていた
温暖化の悪化、地震、火山の噴火等の災害…最悪な環境の変化を防ぐ為に街の周囲には巨大で透明なドーム状の環境防護壁が創建された
しかし人々はそんなモノがまるで無いかのように、今の現代と変わらぬ平和で平凡で何の変哲もない日々を過ごしていた
話はそんな平凡をつまらなく思う主人公が非平凡な世界に突如片足を突っ込んだ事から始まった
-望んだのは日常の変化
「俺達は"DOLL"。人間のようで人間では有り得ない力を持った者だ」
-でも、そんなモノはいらないと分かっていた
「十夜白鬼(トオヤビャッキ)。それが俺達の倒さなくてはならない敵」
-俺は平凡な毎日に、それなりに充実感を持って居たから
「そして…お前は俺達と同類だ」
-気付いた時には、
「俺達と一緒に闘え。でないとお前…死ぬぞ」
-もう遅かった
巷を騒がすバラバラ殺人鬼
突然現れた雷を操る(男)少女
"DOLL"、そして"十夜白鬼"とは何なのか
主人公はまた、元の日常に戻れるのか
現代×SF…だといいな←
最初のコメントを投稿しよう!