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直也は引き金を引くと、爆音が倉庫内に響いた。
放たれた銃弾は、奴の腹部に直撃した!!
だが、奴は怯まず無言で直也に突進してきた!!
一瞬の出来事に目で追うだけで精一杯だった……。
直也は10m以上も吹き飛ばされてしまった!!
「『直也!!!!!?』」
修二達は急いで直也の元に走った!!
「大丈夫だ…。それより……」
修二はグレネードランチャーを構えた。
そして、小さな声で喋った…。
『オレが撃ったら、直也を連れて走り出せ………。』
小さく頷くのを確認すると、出口とは反対側に走り出し奴に挑発をした!!
奴は修二へと、狙いを決めると目を光らせて追ってきた!!
その瞬間、修二は引き金を引いた………。
『今だ!!走れ!!』
叫んだと同時に哀と志穂は直也を連れて走った。
修二はそれを見ながらグレネードランチャーに弾を詰め込む!!
アイツ等だけは逃がさなくては………。
「ウォォォオオォォォ!!」
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