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知「…っちゅーして」
山「…ん」
虚ろな目で見つめてくる侑李に俺はそっと唇を重ねた。
知「涼介と居ると落ち着くなぁ…」
山「ん、そうか?」
知「うん、誰にも渡しませんよ?(笑)」
山「ばかたれ、それはこっちのセリフ(笑)」
知「助けてくれて…ありがとね!」
山「これからは何かあったら俺にちゃんと言え。わかった?」
知「はーいっ!」
山「ん、いい子」
それからと言うもの誰からも邪魔されなくなった。大ちゃんも侑李のこと諦めたみたいだし。
俺と侑李にはいろいろあったけど、これから先なにがあろうと絶対離したくない。何をしててもすぐ頭に浮かぶのは、いつも侑李だけだから。
それはやっぱり…侑李のことがすごく好きで、大切で、愛しいから。
侑李が何かされたりしてたら、自分でも怖いくらい狂ってしまう。そのくらい侑李が愛しい。
俺はこれからもずっとこいつと一緒に居たい。
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