ある日の授業~変態の妄想~

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「そんな顔しないで。ほとりちゃん」 耳元まで顔を寄せ吐息がかかる。 変な声(ふぎゃあ!的な)を出しかけたが、周りにみられたくなくて、自ら口を塞いだ。 もう、十分過ぎるほど周りから変な視線を感じる…が、気にしない。 「押し倒したくなるじゃないか。今、この場で…」 「――――っ!! 黙れ、変態っ」 鳩尾に一発食らわせ、翔は崩れた…。 何事もなかったかのように、小杉の元へ駆け寄っていった。 遠目で見ながら…走り去る背中を見つめ、変態さんは元気に妄想。 小杉が呼びにくるまでひたすら…。
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