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奈々side
チュンチュン
遠くの方で雀の鳴く声が聞こえる…
…ん??
頭が痛い…
頭が割れる…!!
そう思い私は目を開け、起き上がり頭が割れていない事を確認する。
「良かった…割れてない。
でも痛い…」
「頭が割れるわけねぇだろ」
頭を抱えながらホッとしていると隣から笑い混じりの声がした。
「…っ朔夜君?!って、あれ??ここ…朔夜君のお家…」
よくよく私が寝ていたところを見てみると私の部屋ではなく、高級感溢れる朔夜君の部屋だった。
「…ねぇ朔夜君、私なんでここにいるの??
それに頭が痛い…」
「それも覚えてねぇの??お前、酒飲んだんだよ。
で、酔っ払ってた」
お、お酒?!
酔っ払い?!
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