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予定より仕事がサクサク進んだおかげで、最終で帰る予定が、昼過ぎには家に帰れる！
やっぱり私ってやれる子だわ。
久しぶりに、直人に手料理でも作ってあげよう！
一緒に住んでるのに、なんだかんだで料理作ってあげれなかったもんね！
フワフワの笑顔を思い浮かべて家路へと急ぐ。
二泊三日分の荷物と買物袋は、さすがに重たいけれど直人の嬉しそうな顔を思い浮かべただけで、足どりも軽いってもんよ！
どうだ！
二階堂！！
ちゃんと契約取って来たぞ！
仏頂面の上司の顔がさっきまで思い浮かんでた直人の顔と入れ替わりなる。
ブンブンと頭を振って追い払う。
明日の報告会議が楽しみだ。
彼氏の喜ぶ顔と、上司の厭味な顔が歪むのを想像しただけで顔がにやける。
「ふ～」
マンションのエントランスに着いて一息。
直人は、まだ店だろうからちゃっちゃと料理作っちゃおう！
鍵を取り出して、鍵穴に差し込む･･･？
開いてる？
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