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彼女は物心ついた時から幻聴が聞こえたと言う。 はっきり分からないが、少なくとも10人以上の声が聞こえて来て 男もいれば女もいる、優しい人もいれば嫌な奴もいる。 それが僕といる時は、その声が聞こえなくなるのだと言う。 僕は彼女の天使なのか?そんな誤解もあって、彼女の病気はいい方へ向かってくれると信じていた。 (小説の中で、彼女の名前を使う時はアルファベットのK、僕はNを使います。)
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