‡其ノ捌‡

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近「実は西郷様から文が届いて、お偉いさん方の接待・・・という名の家茂様、容保様の護衛を頼まれてな」 芹「ひよりが敵視した、見廻り組の佐々木の名も上がっておった。ヤツの動向も気になる。西郷様が協力してくれるとの事だ」 敬「そういう事でしたか」 歳「それで2人が。・・・・分かった。こっちは俺と山南さんで何とかする。銀もいるし、大丈夫だろう」 近「頼んだぞ歳、山南くん」 近藤の言葉に土方と山南は頷いた。 歳「早速文をしたため・・・文を誰に届けてもらうか」 芹「山崎はいないのか?」 歳「それが新見達の件で銀が調べたい事がある と、山崎と調査中で」 敬「そうですか。では『ひよ いくぅ~!!』ひよりちゃん!?」 スパーン!!と勢いよく襖が開くとニコニコ顔のひよりが。 ひ『としぃ~、ひよ りょまとあしょぶぅ~!!』 歳「ったく、遊びに行くんじゃねぇんだよ」 ひ『りょまといじょ~!!』 「ひよちゃんが行くなら私も行きます!!」 さらにその後ろに沖田が登場した。 歳「総司・・・ってかオメェら、どこまで話聞いてた」 総「全部です!!」 悪びれた様子もなく沖田は胸を張って答えた。
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