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「そういう、真華菜の声が大きいよ・・・」
食堂で注目の的・・・。
「う・・・・ごほん・・・・」
真っ赤になって静かに座った。
「ぶっくくくくっ」
腹を抱えて笑い出す門脇。
つられてみんなも笑い出す。
あなたたち、私をからかって遊ばないで。
門脇は、そっと耳元でささやいた
「プロポーズはきちんとするから待っててね、真華菜」
耳を押えて、顔を赤らめながら貴美のお弁当をたべた。
私をからかうのもいい加減に・・・。
素直じゃない私がまたそう思ってしまう
だけどちらりと門脇の顔をみたら・・・優しい目をして。
からかっている訳じゃないってことはわかった。
待ってるねと心の中でつぶやいた
END
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