*キミという存在

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初めて出会ったのは高校1年の春。 周りは知らない子達ばかりで不安だらけのアタシ。 そんなアタシにキミは一番に声を掛けてくれた。 『名前何ていうの??』 優しい声音。 裏表のなさそうな笑顔。 「新城美歩(シンジョウ ミホ)…」 『美歩か!!よし、覚えた!!俺の名前は瀬戸口佑樹(セトグチ ユウキ)。』 佑樹…。 『今日からよろしくな!!』 「うん!!」 佑樹は明るくて優しくて、気づけばクラスの中心人物となっていた。 アタシと佑樹は趣味や考え方が合い、直ぐに仲良くなった。
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