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助けは突然やって来た…
母さんと父さんだ…
すっかり憔悴しきって、痩せた私を二人は、力いっぱい抱きしめてくれた…
私の頭を抱え込むようにして撫で回し…二人とも声をあげて泣いていた…
バカタレ…バカタレ…と父さんが何回も言った…
母さんも 「ばっかだね…こんなになるまで、何も言わないで…」
母さん 「○ちゃん(娘)から電話あって…ママが、おかしいから、すぐきてって、ママの事、助けにきてって、言ってたから…すぐ飛んできたんだよ」
母 「とにかく、帰ろう…うちに帰ろう…ここに居てはダメだ…」
私 「…いや…だ…ょ……」
母 「○ちゃんの事は心配しなくていいから…とにかく一回帰ろうね」
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