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えー…っと…
なんでこんな事になってるんだろうか…
そもそも僕は何故ここに？
｢…えーと…りゅう…が？｣
｢なんだ｣
｢…どいてほしいんですけど…｣
ここは、山神学園の生徒会室にあるソファーの上。
そして、
僕の上にはこの学園の生徒会長兼、友人である柊 劉雅(ﾋｲﾗｷﾞ ﾘｭｳｶﾞ)
が…
僕、藤咲 凛(ﾌｼﾞｻｷ ﾘﾝ)のお腹の上にいる訳で…
どういう状況なんだろう？
とりあえず整理しようか。
たしか、授業が終わっていつも通り生徒会室にきて…
…………あれ？
｢……何で僕生徒会室にいるの？｣
｢…………｣
うわぁ…
劉雅の眉間に皺が…
｢凛｣
｢…は、はい？｣
｢誰につけられた？｣
……つけられた？
誰？っていうか…何を？
劉雅の青い瞳が僕の首を見て…ん？
………首？
｢…何かついてるの？｣
きょとんとして聞き返せば、何故か怒ったような呆れた溜め息が……
だから何で？
，
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