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孫策「くっ……。派手にやってくれたわね、真田」
自軍の有利という状況からまさかの手痛い仕打ちをくらった孫策は苛立ちを見せる。
孫策「冥琳…」
周喩「既に手は打ってあるぞ、雪蓮。あの敵船には祭と思春を向かわせたわ。それにあの船は色々と使い道があるから、破壊させずに確保する算段だ」
突撃した龍我の船は敵船を次々と破壊していった。
だが、人力であるが故に、兵士の疲弊と共に船は減速し、大破した船ではあるものの、敵船に囲まれた状態となった。
龍我「ちっ…。進撃はここまでと言ったところか」
敵船が思っているほど破壊されていない事に、龍我は舌打ちをしながら悪態つく。
そしてその龍我達に、浮島となった船の残骸を飛び越えながら孫策軍の兵士が近づいて来ていた。
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