妖艶な誘い

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「私はね妖妃って言うの。職業は仙人かしら?まぁ、色々な世界を渡り歩いては其処にいるイイ男を喰らっていたわ」 「何故か予想できる」 「んふ♪でも私のお眼鏡に適う程の男はいなかったわ……でもねこの前偶々歩いてた外史にね興味深い男の子がいたのよ」 段々読めてきた 「勿論味見しようとしたんだけどね、思ったより守りが固かったのよ。男の周りには常に複数の女がいてね~。1人だったら簡単に性の虜にできたんだけど…」 「女に興味のない俺にはわからん話だな」 「……………ホモ?」 「一回死ぬか?」 双蝶を構える。 「じ、冗談よ(私が人の殺気で震えるなんてね……中々の快感だわ///)」 「ふん!話を戻せアホ」 「アホって……私には妖妃って名前があるんだけど。まぁいいや、とりあえずね私としては狙った男を見逃すなんて有り得ないの。だ・か・ら!周りの女をね寝取って欲しいの♪」 「殺せばいいじゃないか」 煙草を床に押し付け火を消す。 「ん~、それもそうなんだけど……、そしたら男が私のこと恨むじゃない?後々殺すからいいんだけどどうせなら私の虜にしたいのよね」 だからそれと殺さないのとなんの関係があるんだ…。
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