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広々とした草原…、少し遠くを見渡せばそれなりに標高のある山々がそびえ、反対側を見れば木々が生い茂る森林が
人の手が…文明の息がかかっていない、手付かずの自然がそこにあった
「なんだ…ここ」
中野王我(ナカノオウガ)
「えらくさっぱりした場所だね~♪」
白井愛后(シロイアキ)
日本の北国で暮らす普通の高校一年の俺とアキ
後ろを振り向き、通ってきた道を確認する
「…ない、な」
「ないね~」
背の高い茂みはすっかり無くなり、足首程の高さしかない草が生えている
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