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《加藤、留学の話…どうするんだ？》
輝
行きたい…
でも、ちゃんと
勉強できるのか…とか
このまま
空宙君に承諾して
もらえないままでいいのかとか
悩みばかり…
《悩む事は大切だぞ。悩み悩んで決めた将来だ…きっと失敗することはないハズだ》
輝
《加藤の場合、失敗するかもしれないからなっ(笑)》
輝
そこは加藤なら
大丈夫だ！とか言ってよ…
《留学の話は、９月１日に教えてくれ》
輝
約、１ヶ月。
その期間で
あたしは決めなくちゃならない。
行くか…行かないか。
《じゃあ、きるな。冷たいものばかり食べ過ぎてお腹壊すなよ(笑)》
そして
電話はきれた。
『ﾆｬｰ、ﾆｬｰ』
輝『モコ…あたし、どうすればいい？』
猫に
相談したって仕方ないけど…
でも
誰かに聞いてほしい。
誰でもいいから…
あたしにアドバイスを下さい…
輝『留学か…』
留学の
パンフレットを見ながら
ソファーに寄りかかり目を閉じた。
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